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写真展の案内
1968年19歳、学園紛争
1971年。横田基地
1974年。鎌倉から稲村ガ崎
開催期間
2006-03-01 〜 2006-03-18
主催会名
横木安良夫写真展
展示概要
Teach Your Children 1967−1975
WEBアドレス
http://www.alao.co.jp/002006teacyourchildren/TYC2006KYOTO.html
●WORK SHOP ワークショップ 3月12日(日)午後4時〜7時
受講料¥1000
講師 横木安良夫
会場 京都ギャラリー
テーマ:
◇銀塩モノクロ写真、デジタルアーカイバルプリント制作法
◇写真の見かた、買い方、売り方について
☆WORKSHOP申し込み、お問い合わせは、京都ギャラリー 075-257-5435までお願いいたします。
もしくは、右のメニューにある「お問い合わせ・お申し込み」のフォームからお願いします。その際は主催会名を、「横木安良夫WORKSHOP」としてください。
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写真展の内容は、僕が写真家として独立する前の写真、大学に入って写真を学び始めた18歳から、22歳でアシスタントをはじめ、そして独立した26歳までの写真です。
写真は、大小合わせて、150点ぐらいになると思います。
これらの写真のなかで、既発表のものは、
1972年、カメラ毎日 アルバム72 、「Hallow good−bye」と題した モノクロ4ページ 4点
1973年 アサヒカメラ 「Party」と題した、モノクロ4ページ 4点です。
1975年に独立してからは、雑誌のグラビアや広告、ファッション写真を撮り、それまでの写真の撮り方とはすっかり変わってゆきましたが、
1985年に、原点に戻る意味で、初めての個展、「Day by Day」 を新宿ニコンサロンにて、モノクロ38点を発表しました。
今回新たに、独立以前のすべてのコンタクトプリントから、新たにセレクトしなおした写真です。
まだ何も知らない若い時代の写真は、今の僕の目から見ると驚きの連続です。
昔の写真を、プリントするのは決して、懐かしんでいるからではありません。
1960年代後半から、70年代中盤の写真は多く残っていますが、アウトサイドではなく、若者として、インサイドから撮った写真はほとんど発表されていません。
あらゆる意味で、あの時代は、現代の日本の「はじまり」だと思えるのです。
今回の写真展の写真は、過去の写真であるとともに、生々しい「今」でもあるのです。
今回、既発表のものは、モノクロプリントをスキャニングし、未発表のものは、
すべてネガフィルムを、スキャニングして、その後、デジタルレタッチをしたものを、
EPSONのPX-5500にてプリントしました。プリント用紙は、EPSONのVelvet Fine Artpaperです。
印画紙とは違った、ふうあいの、新たな写真のメディアだと思います。
昨今のデジタル写真の進歩は目覚しく、通常の印刷原稿はもとより、きわめて銀塩写真的な、モノクロプリントまでもが、こんなふうにデジタルで、しかも満足行くハイコーリティなプリントが制作できる時代になったのです。
是非会場で直接ごらんになって、僕のいくつもの驚きを共有していただけたらと思います。
2005年12月吉日
*****プロフィール*****
1949年千葉県生まれ。 日本大学芸術学部写真学科卒。
1975年 アシスタントを経てフリー。
エディトリアル、広告、ファッション、NUDE,ドキュメンタリーなど、さまざまな方面の仕事をはじめる。
ファッションからノンフィクション、小説まで幅広いジャンルで活躍中。
写真展歴
2003年11月 写真展「北へ、北へForgotten Vietnam」品川Canon Sタワー
2004年9月 「ロバート・キャパ最期の土地」デイズ・フォト・ギャラリーなど
著 書
写真と文「サイゴンの昼下がり」新潮社
小説「「熱を食む、裸の果実」講談社
ノンフィクション「ロバート・キャパ最期の日」東京書籍
「デジで本」 翔泳社
WEBサイト→http://www.alao.co.jp/
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