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一連の作品はデジタルで撮影したパリのモノクロスナップです。
パリといえばアンリ・カルティエ=ブレッソンやロベール・ドアノー、ブラッサイ、エド・ヴァン・デル・エルスケンらが活写した数々のモノクロ作品が浮かんできます。やはりそのイメージが強いせいでしょうか、パリという街はモノクロームの世界が似合うと思います。20年ぶりに訪れたパリの街をモノクロで撮り下ろしました。
ゆるやかなセーヌの流れ。
プラタナスの並木に落ちる木漏れ日。
夜の路面に浮かび上がるお洒落な街路灯の影。
石畳の路地をゆけば、100年来の佇まいがそのままに現れる。
光と影が美しい景色を織りなすこの街は、
人々に愛され続けている。
刻の扉を押し開けると、懐かしい想いが拡がった。
何もかもあの日のままのようで、どこか違う。
靴音が響くたび、フラッシュバックするように、
現れては消えてゆく刻の面影を求めて・・・。
榎並悦子 ギャラリートーク:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
日時:2008年2月9日(土)
時間:13:00〜
会場:京都ギャラリー(メディアジョイITビル9階)
費用:無料
(イベント申込)
上記WEBアドレスもしく下記までお電話にてお申込下さいませ。
tel:075-257-5435
プロフィール:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
榎並悦子(えなみ えつこ)
京都市生まれ。学生の頃より写真家・岩宮武二、高田誠三両氏に師事。
大学卒業後、岩宮武二写真事務所を経てフリーに。国内外を問わず旅することが大好きで、「一期一会」の出会いを大切に、人物や自然、風習、高齢化問題など幅広いフィールドをしなやかな視線でとらえ続けている。写真展に盲老人ホームの日常をとらえた「都わすれ」や東京の下町を撮った「裏から廻って三軒目」、パリの街角をモノクロでとらえた「Paris−刻の面影−」、高齢化率日本一の町を取材した「日本一の長寿郷」など多数開催。アメリカに暮らす小人症の人々を取材した写真集「Little People」で第37回講談社出版文化賞受賞。(社)日本写真家協会会員、(社)日本写真協会会員。
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